毎週日曜日朝5:40~6:00、毎日放送で放送中のラジオ番組『上野誠の万葉歌ごよみ』のポットキャスト配信。
『上野誠の万葉歌ごよみ』は、万葉歌を毎週一首紹介・解説。
上野 誠(うえの まこと、1960年 - )
福岡県出身の民俗学者、万葉学者、奈良大学文学部国文学科教授。
「万葉集」の挽歌史的研究と、万葉文化論を主な研究の対象とし、主な手法研究は歌から飛鳥・奈良時代の生活情報を導き出し、それを用いて万葉集の読みを深めるという。
数多くの講演や万葉ウォークイベントを行う。そのほか、NHKのラジオ、テレビで万葉集を講義。
上田 悦子(うえだ えつこ、1978年2月16日 - )
毎日放送(MBS)所属のアナウンサー。
愛称は『えっちゃん』。
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2012年05月20日
■ 【巻】8・1466…神名備の磐瀬の社の霍公鳥
■ 【巻】8・1466…神名備の磐瀬の社の霍公鳥
神名備の磐瀬の社の霍公鳥 毛無の丘に何時か来鳴かむ
2012年05月13日
■ 【巻】10・1891…冬ごもり春咲く花を手折り持ち
■ 【巻】10・1891…冬ごもり春咲く花を手折り持ち
冬ごもり春咲く花を手折り持ち 千度の限り恋ひ渡るかも
2012年05月06日
■ 【巻】10・1878…今行きて聞くものにもが
■ 【巻】10・1878…今行きて聞くものにもが
今行きて聞くものにもが 明日香川 春雨降りて激つ瀬の音を
2012年04月29日
■ 【巻】10・1874…春霞たなびく今日の夕月夜
■ 【巻】10・1874…春霞たなびく今日の夕月夜
春霞たなびく今日の夕月夜 清く照るらむ 高松の野に
2012年04月22日
■ 【巻】10・1845…鶯の春になるらし
■ 【巻】10・1845…鶯の春になるらし
鶯の春になるらし 春日山霞たなびく 夜目に見れども
2012年04月15日
■ 【巻】8・1418…石ばしる垂水の上のさ蕨の
■ 【巻】8・1418…石ばしる垂水の上のさ蕨の
石ばしる垂水の上のさ蕨の 萌え出づる春になりにけるかも
2012年04月08日
■ 【巻】11・2838…川上に洗ふ若菜の流れ来て
■ 【巻】11・2838…川上に洗ふ若菜の流れ来て
川上に洗ふ若菜の流れ来て 妹があたりの瀬にこそ寄らめ
2012年04月01日
■ 【巻】1・56…川の辺のつらつら椿
■ 【巻】1・56…川の辺のつらつら椿
川の辺のつらつら椿 つらつらに見れども飽かず巨勢(こせ)の春野は
2012年03月25日
■ 【巻】19・4280…立ち別れ君がいまさば
■ 【巻】19・4280…立ち別れ君がいまさば
立ち別れ君がいまさば 磯城島(しきしま)の人は我じく斎ひて待たむ
2012年03月18日
■ 【巻】10・1866…春雉鳴く高円の辺に
■ 【巻】10・1866…春雉鳴く高円の辺に
春雉鳴く高円の辺に 桜花散りて流らふ 見む人もがも
2012年03月11日
■ 【巻】7・1295…春日なる三笠の山に月の船出づ
■ 【巻】7・1295…春日なる三笠の山に月の船出づ
春日なる三笠の山に月の船出づ 遊士(みやびを)の飲む酒坏に影に見えつつ
2012年03月04日
■ 【巻】10・1879…春日野に煙立つ見ゆ
■ 【巻】10・1879…春日野に煙立つ見ゆ
春日野に煙立つ見ゆ をとめらし春野のうはぎ摘みて煮らしも
2012年02月26日
■ 【巻】3・328…あをによし奈良の都は
■ 【巻】3・328…あをによし奈良の都は
あをによし奈良の都は 咲く花の薫ふがごとく今盛りなり
2012年02月19日
■ 【巻】4・735…春日山霞たなびき
■ 【巻】4・735…春日山霞たなびき
春日山霞たなびき こころぐく照れる月夜に ひとりかも寝む
2012年02月12日
■ 【巻】10・2349…わが宿に咲きたる梅を月夜よみ
■ 【巻】10・2349…わが宿に咲きたる梅を月夜よみ
わが宿に咲きたる梅を月夜よみ 宵宵見せむ君をこそ待て
2012年02月05日
■ 【巻】8・1426…わが背子に見せむと思ひし梅の花
■ 【巻】8・1426…わが背子に見せむと思ひし梅の花
わが背子に見せむと思ひし梅の花 それとも見えず 雪の降れれば
2012年01月29日
■ 【巻】8・1452…闇夜ならばうべも来まさじ
■ 【巻】8・1452…闇夜ならばうべも来まさじ
闇夜ならばうべも来まさじ 梅の花咲ける月夜に出でまさじとや
2012年01月22日
■ 【巻】10・2350…あしひきの山のあらしは吹かねども
■ 【巻】10・2350…あしひきの山のあらしは吹かねども
あしひきの山のあらしは吹かねども 君なき宵はかねて寒しも
2012年01月15日
■ 【巻】10・2329…雪寒み咲きには咲かぬ梅の花
■ 【巻】10・2329…雪寒み咲きには咲かぬ梅の花
雪寒み咲きには咲かぬ梅の花 よしこのころはしかにあるがね
2012年01月08日
■ 【巻】17・3925…新しき年の初めに
■ 【巻】17・3925…新しき年の初めに
新しき年のはじめに 豊の年しるすとならし 雪の降れるは
2012年01月01日
■ 【巻】19・4284…新しき年の初めに
■ 【巻】19・4284…新しき年の初めに
新しき年の初めに 思ふどちい群れてをれば 嬉しくもあるか
2011年12月25日
■ 【巻】16・3846…法師らが髭の剃杭
■ 【巻】16・3846…法師らが髭の剃杭
法師らが髭の剃杭 馬繋ぎいたくな引きそ 僧は泣かむ
2011年12月18日
■ 【巻】16・3840…寺寺の女餓鬼申さく
■ 【巻】16・3840…寺寺の女餓鬼申さく
寺寺の女餓鬼申さく 大神の男餓鬼賜りて その子生まはむ
2011年12月11日
■ 【巻】16・3838 …我妹子が額に生ひたる雙六の
■ 【巻】16・3838 …我妹子が額に生ひたる雙六の
我妹子が額に生ひたる雙六の 牡牛の鞍の上の瘡
2011年12月04日
■ 【巻】8・1663 …沫雪の庭に降りしき寒き夜を
■ 【巻】8・1663 …沫雪の庭に降りしき寒き夜を
沫雪の庭に降りしき寒き夜を 手枕巻かずひとりかも寝む
2011年11月27日
■ 【巻】13・3254 …磯城島の大和の国は
■ 【巻】13・3254 …磯城島の大和の国は
磯城島の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸くありこそ
2011年11月20日
■ 【巻】7・1161 …家離り旅にしあれば
■ 【巻】7・1161 …家離り旅にしあれば
家離り旅にしあれば 秋風の寒き夕に 雁鳴きわたる
2011年11月13日
■ 【巻】9・1791 …旅人の宿りせむ野に霜降らば
■ 【巻】9・1791 …旅人の宿りせむ野に霜降らば
旅人の宿りせむ野に霜降らば わが子羽ぐくめ天の鶴群
2011年11月06日
■ 【巻】20・4351 …旅衣八重着重ねて寝ぬれども
■ 【巻】20・4351 …旅衣八重着重ねて寝ぬれども
旅衣八重着重ねて寝ぬれども なお肌寒し 妹にしあらねば
2011年10月30日
■ 【巻】20・4425 …防人に行くは誰が夫と
■ 【巻】20・4425 …防人に行くは誰が夫と
防人に行くは誰が夫と 問ふ人を見るが羨しさ物思もせず
2011年10月23日
■ 【巻】20・4416 …草枕旅行く夫なが丸寝せば
■ 【巻】20・4416 …草枕旅行く夫なが丸寝せば
草枕旅行く夫なが丸寝せば 家なるわれは 紐解かず寝む
2011年10月16日
■ 【巻】20・4405 …わが妹子が偲ひにせよと着けし紐
■ 【巻】20・4405 …わが妹子が偲ひにせよと着けし紐
わが妹子が偲ひにせよと着けし紐 糸になるとも我は解かじとよ
2011年10月09日
■ 【巻】11・2357 …朝戸出の君が足結を濡らす露原
■ 【巻】11・2357 …朝戸出の君が足結を濡らす露原
朝戸出の君が足結を濡らす露原 早く起き出でつつわれも裳裾濡らさな
2011年10月02日
■ 【巻】15・3615…わが故に妹嘆くらし
■ 【巻】15・3615…わが故に妹嘆くらし
わが故に妹嘆くらし 風速の浦の沖辺に 霧たなびけり
2011年09月25日
■ 【巻】12・3034…我妹子に恋ひすべなかり
■ 【巻】12・3034…我妹子に恋ひすべなかり
我妹子に恋ひすべなかり 胸を熱み朝戸開くれば見ゆる霧かも
2011年09月18日
■ 【巻】11・26392…葛城の襲津彦真弓
■ 【巻】11・26392…葛城の襲津彦真弓
葛城の襲津彦真弓 荒木にも 頼めや君がわが名告りけむ
2011年09月11日
■ 【巻】11・2462…我妹子しわれを思はば
■ 【巻】11・2462…我妹子しわれを思はば
我妹子しわれを思はば 真澄鏡照り出づる月の影に見え来ね
2011年09月04日
■ 【巻】11・2667…真袖もち床うち払ひ
■ 【巻】11・2667…真袖もち床うち払ひ
真袖もち床うち払ひ 君待つと居りし間に 月傾きぬ
2011年08月28日
■ 【巻】13・3273…二つなき恋をしすれば
■ 【巻】13・3273…二つなき恋をしすれば
二つなき恋をしすれば 常の帯を三重結ぶべくわが身はなりぬ
2011年08月21日
■ 【巻】4・741…夢の会は苦しかりけり
■ 【巻】4・741…夢の会は苦しかりけり
夢の会は苦しかりけり おどろきてかき探れども手にも触れねば
2011年08月14日
■ 【巻】2・165…うつそみの人にあるわれや
■ 【巻】2・165…うつそみの人にあるわれや
うつそみの人にあるわれや 明日よりは二上山を兄弟とわが見む
2011年08月07日
■ 【巻】11・2375…われゆ後生れむ人は
■ 【巻】11・2375…われゆ後生れむ人は
われゆ後生れむ人は わがごとく恋する道に会ひこすな ゆめ
2011年07月31日
■ 【巻】11・2374…かくのみし恋や渡らむ
■ 【巻】11・2374…かくのみし恋や渡らむ
かくのみし恋や渡らむ たまきはる命も知らず年は経につつ
2011年07月24日
■ 【巻】7・1215…玉津島よく見ていませ
■ 【巻】7・1215…玉津島よく見ていませ
玉津島よく見ていませ あをによし奈良なる人の待ち問はばいかに
2011年07月17日
■ 【巻】7・1206…沖つ波辺つ藻巻き持ち寄せ来とも
■ 【巻】7・1206…沖つ波辺つ藻巻き持ち寄せ来とも
沖つ波辺つ藻巻き持ち寄せ来とも 君にまされる玉寄せめやも
2011年07月10日
■ 【巻】7・1199…藻刈舟沖漕ぎ来らし
■ 【巻】7・1199…藻刈舟沖漕ぎ来らし
藻刈舟沖漕ぎ来らし 妹が島形見の浦に鶴翔る見ゆ
2011年07月03日
■ 【巻】7・1197…手に取るがからに忘ると
■ 【巻】7・1197…手に取るがからに忘ると
手に取るがからに忘ると 海人のいひし恋忘貝言にしありけり
2011年06月26日
■ 【巻】10・1964…黙然もあらむ時も鳴かなむ
■ 【巻】10・1964…黙然もあらむ時も鳴かなむ
黙然もあらむ時も鳴かなむ 晩蝉のもの思ふ時に鳴きつつもとな
2011年06月19日
■ 【巻】10・1959…雨晴れの雲にたぐひて
■ 【巻】10・1959…雨晴れの雲にたぐひて
雨晴れの雲にたぐひて 霍公鳥春日を指して 此ゆ鳴き渡る
2011年06月12日
■ 【巻】11・2376…ますらをの現し心もわれは無し
■ 【巻】11・2376…ますらをの現し心もわれは無し
ますらをの現し心もわれは無し 夜昼といはず恋ひし渡れば
2011年06月05日
■ 【巻】10・1984…このころの恋のしげけく
■ 【巻】10・1984…このころの恋のしげけく
このころの恋のしげけく 夏草の刈り払へども生ひしくごとし
2011年05月29日
■ 【巻】10・1983…人言は夏野の草のしげくとも
■ 【巻】10・1983…人言は夏野の草のしげくとも
人言は夏野の草のしげくとも 妹とわれとし携はり寝ば
2011年05月22日
■ 【巻】10・1895…春されば
■ 【巻】10・1895…春されば
春されば まづ三枝の幸くあらば後にも会はむ な恋ひそ我妹
2011年05月15日
■ 【巻】11・2517…たらちねの母に障らば
■ 【巻】11・2517…たらちねの母に障らば
たらちねの母に障らば いたづらに汝もわれも 事の成るべき
2011年05月08日
■ 【巻】11・2368…たらちねの母が手放れ
■ 【巻】11・2368…たらちねの母が手放れ
たらちねの母が手放れ かくばかりすべなき事は いまだ為なくに
2011年05月01日
■ 【巻】11・2540…振分の髪を短み
■ 【巻】11・2540…振分の髪を短み
振分の髪を短み 春草を髪にたくらむ 妹をしぞ思ふ
2011年04月24日
■ 【巻】19・4292…うらうらに照れる春日に雲雀あがり
■ 【巻】19・4292…うらうらに照れる春日に雲雀あがり
うらうらに照れる春日に雲雀あがり こころ悲しも 一人し思へば
2011年04月17日
■ 【巻】14・3399…信濃路は今の墾道
■ 【巻】14・3399…信濃路は今の墾道
信濃路は今の墾道 刈株に足踏ましむな 沓はけわが背
2011年04月10日
■ 【巻】11・2472…見渡しの三室の山の巌菅(いわほすげ)
■ 【巻】11・2472…見渡しの三室の山の巌菅(いわほすげ)
見渡しの三室の山の巌菅(いわほすげ) ねもころわれは片思ぞする
2011年04月03日
■ 【巻】4・717…つれも無くあるらむ人を
■ 【巻】4・717…つれも無くあるらむ人を
つれも無くあるらむ人を 片思にわれは思へば わびしくもあるか
2011年03月27日
■ 【巻】10・1851…青柳の糸のくはしさ
■ 【巻】10・1851…青柳の糸のくはしさ
青柳の糸のくはしさ 春風に乱れぬい間に見せむ子もがも
2011年03月20日
■ 【巻】10・1880…春日野の浅茅が上に
■ 【巻】10・1880…春日野の浅茅が上に
春日野の浅茅が上に 思ふどち遊ぶこの日は 忘れえめやも
2011年03月13日
■ 【巻】10・1844…冬過ぎて春来るらし
■ 【巻】10・1844…冬過ぎて春来るらし
冬過ぎて春来るらし 朝日さす春日の山に 霞たなびく
2011年03月06日
■ 【巻】5・822…わが園に梅の花散る
■ 【巻】5・822…わが園に梅の花散る
わが園に梅の花散る ひさかたの天より雪の流れ来るかも
2011年02月27日
■ 【巻】5・817…去梅の花咲きたる園の青柳は
■ 【巻】5・817…去梅の花咲きたる園の青柳は
去梅の花咲きたる園の青柳は 蘰にすべく成りにけらずや
2011年02月20日
■ 【巻】8・1423…去年の春いこじて植ゑし
■ 【巻】8・1423…去年の春いこじて植ゑし
去年の春いこじて植ゑし わが宿の若木の梅は花咲きにけり
2011年02月13日
■ 【巻】16・3858…このころのわが恋力
■ 【巻】16・3858…このころのわが恋力
このころのわが恋力 記し集め 功に申さば五位の冠
2011年02月06日
■ 【巻】2・103…わが里に大雪降れり
■ 【巻】2・103…わが里に大雪降れり
わが里に大雪降れり 大原の古りにし里にふらまくは後
2011年01月30日
■ 【巻】11・2701…明日香川明日も渡らむ
■ 【巻】11・2701…明日香川明日も渡らむ
明日香川明日も渡らむ 石橋(いわはし)の遠き心は思ほえぬかも
2011年01月23日
■ 【巻】7・1096…いにしへの事は知らぬを
■ 【巻】7・1096…いにしへの事は知らぬを
いにしへの事は知らぬを われ見ても久しくなりぬ 天の香具山
2011年01月16日
■ 【巻】3・325…明日香川
■ 【巻】3・325…明日香川
明日香川 川淀さらず立つ霧の 思ひ過ぐべき恋にあらなくに
2011年01月09日
■ 【巻】1・51…采女の袖吹きかへす明日香風
■ 【巻】1・51…采女の袖吹きかへす明日香風
采女の袖吹きかへす明日香風 都を遠みいたづらに吹く
2011年01月02日
■ 【巻】3・318…田子の浦ゆ
■ 【巻】3・318…田子の浦ゆ
田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける
2010年12月26日
■ 【巻】1・10…君が代もわが代も知るや
■ 【巻】1・10…君が代もわが代も知るや
君が代もわが代も知るや 岩代の丘の草根をいざ 結びてな
2010年12月19日
■ 【巻】16・3844…ぬばたまの斐太の大黒見るごとに
■ 【巻】16・3844…ぬばたまの斐太の大黒見るごとに
ぬばたまの斐太の大黒見るごとに 巨勢の小黒し思ほゆるかも
2010年12月12日
■ 【巻】16・3841…仏造る真朱(まそほ)足らずは
■ 【巻】16・3841…仏造る真朱(まそほ)足らずは
仏造る真朱(まそほ)足らずは 水たまる池田の朝臣が鼻の上(へ)を掘れ
2010年12月05日
■ 【巻】16・3839…わが背子が犢鼻(たふさき)にする円石の吉野の山に
■ 【巻】16・3839…わが背子が犢鼻(たふさき)にする円石の吉野の山に
わが背子が犢鼻(たふさき)にする円石の吉野の山に 氷魚(ひを)ぞさがれる
2010年11月28日
■ 【巻】13・3269…帰りにし人を思ふと
■ 【巻】13・3269…帰りにし人を思ふと
帰りにし人を思ふと ぬばたまのその夜はわれも眠も寝かねてき
2010年11月21日
■ 【巻】12・3003…夕月夜暁闇の
■ 【巻】12・3003…夕月夜暁闇の
夕月夜暁闇の おほほしく見し人ゆゑに 恋ひ渡るかも
2010年11月14日
■ 【巻】12・3006…月夜良み門に出で立ち
■ 【巻】12・3006…月夜良み門に出で立ち
月夜良み門に出で立ち 足占して行く時さへや妹に会はざらむ
2010年11月07日
■ 【巻】10・2282…長き夜を君に恋ひつつ生けらず
■ 【巻】10・2282…長き夜を君に恋ひつつ生けらず
長き夜を君に恋ひつつ生けらずは 咲きて散りにし花ならましを
2010年10月31日
■ 【巻】8・1559…秋萩は盛りすぐるを
■ 【巻】8・1559…秋萩は盛りすぐるを
秋萩は盛りすぐるを いたづらに插頭(かざし)に插(さ)さず帰りなむとや
2010年10月24日
■ 【巻】8・1572…わが宿の尾花が上の白露を
■ 【巻】8・1572…わが宿の尾花が上の白露を
わが宿の尾花が上の白露を 消たずて玉に貫くものにもが
2010年10月17日
■ 【巻】10・2172…わが宿の尾花おしなべ置く露に
■ 【巻】10・2172…わが宿の尾花おしなべ置く露に
わが宿の尾花おしなべ置く露に 手触れ我妹子 散らまくも見む
2010年10月10日
■ 【巻】10・2168…秋萩に置ける白露
■ 【巻】10・2168…秋萩に置ける白露
秋萩に置ける白露 朝な朝な玉としぞ見る 置ける白露
2010年10月03日
■ 【巻】10・2163…草枕旅に物思ひ
■ 【巻】10・2163…草枕旅に物思ひ
草枕旅に物思ひ わが聞けば 夕かたまけて鳴く河蝦かも
2010年09月26日
■ 【巻】10・21619…み吉野の石本さらず鳴く河蝦
■ 【巻】10・21619…み吉野の石本さらず鳴く河蝦
み吉野の石本さらず鳴く河蝦 うべも鳴きけり 川を清けみ
2010年09月19日
■ 【巻】10・2159…影草の生ひたる宿の夕陰に鳴く蟋蟀は
■ 【巻】10・2159…影草の生ひたる宿の夕陰に鳴く蟋蟀は
草の生ひたる宿の夕陰に鳴く蟋蟀は 聞けど飽かぬかも
2010年09月12日
■ 【巻】8・1579…朝戸あけてもの思ふ時に
■ 【巻】8・1579…朝戸あけてもの思ふ時に
朝戸あけてもの思ふ時に 白露の置ける秋萩見えつつもとな
2010年09月05日
■ 【巻】8・1557…明日香川行き廻る丘の秋萩は
■ 【巻】8・1557…明日香川行き廻る丘の秋萩は
明日香川行き廻る丘の秋萩は 今日降る雨に散りか過ぎなむ
2010年08月29日
■ 【巻】8・1550…秋萩の散りのまがひに
■ 【巻】8・1550…秋萩の散りのまがひに
秋萩の散りのまがひに 呼び立てて鳴くなる鹿の声の遥けさ
2010年08月22日
■ 【巻】11・2432…言に出でて言はばゆゆしみ
■ 【巻】11・2432…言に出でて言はばゆゆしみ
言に出でて言はばゆゆしみ 山川の激つ心を 塞かへたりけり
2010年08月15日
■ 【巻】2・226…荒波に寄りくる玉を枕に置き
■ 【巻】2・226…荒波に寄りくる玉を枕に置き
荒波に寄りくる玉を枕に置き われここにありと 誰か告げけむ
2010年08月08日
■ 【巻】11・2735…住吉の岸の浦廻(うらみ)にしく波の
■ 【巻】11・2735…住吉の岸の浦廻(うらみ)にしく波の
住吉の岸の浦廻(うらみ)にしく波の しばしば妹を見む縁(よし)もがも
2010年08月01日
■ 【巻】11・2702…明日香川水行き増(まさ)り
■ 【巻】11・2702…明日香川水行き増(まさ)り
日香川水行き増(まさ)り いや日けに恋の増らばありかつましじ
2010年07月25日
■ 【巻】11・2578…朝寝髪われは梳らじ
■ 【巻】11・2578…朝寝髪われは梳らじ
朝寝髪われは梳らじ 愛しき君が手枕触れてしものを
2010年07月18日
■ 【巻】11・2479…さね葛のちも会はむと
■ 【巻】11・2479…さね葛のちも会はむと
さね葛のちも会はむと 夢のみに祈誓わたりて年は経につつ
2010年07月11日
■ 【巻】11・2476…打つ田には稗はあまたにありといへど
■ 【巻】11・2476…打つ田には稗はあまたにありといへど
打つ田には稗はあまたにありといへど 選らえしわれぞ夜をひとり寝る
2010年07月04日
■ 【巻】11・2465…真田葛延ふ夏野のしげく
■ 【巻】11・2465…真田葛延ふ夏野のしげく
わが背子にわが恋ひをれば わが宿の草さへ思ひうらぶれにけり
2010年06月27日
■ 【巻】10・1985…真田葛延ふ夏野のしげく
■ 【巻】10・1985…真田葛延ふ夏野のしげく
真田葛延ふ夏野のしげく かく恋ひばまことわが命常ならめやも
2010年06月20日
■ 【巻】10・19838…人言は夏野の草のしげくとも
■ 【巻】10・19838…人言は夏野の草のしげくとも
人言は夏野の草のしげくとも 妹とわれとし携はり寝ば
2010年06月13日
■ 【巻】10・1978…橘の花散る里に通ひなば
■ 【巻】10・1978…橘の花散る里に通ひなば
橘の花散る里に通ひなば 山霍公鳥響さむかも
2010年06月06日
■ 【巻】10・1963…かくばかり雨の降らくに
■ 【巻】10・1963…かくばかり雨の降らくに
かくばかり雨の降らくに 霍公鳥卯の花山になほか鳴くらむ
2010年05月30日
■ 【巻】8・1500…夏の野の茂みに咲ける姫百合の
■ 【巻】8・1500…夏の野の茂みに咲ける姫百合の
夏の野の茂みに咲ける姫百合の 知らえぬ恋は苦しきものぞ
2010年05月23日
■ 【巻】9・1684…春山は散り過ぎゆけども
■ 【巻】9・1684…春山は散り過ぎゆけども
春山は散り過ぎゆけども 三輪山はいまだ含めり君待ちかてに
2010年05月16日
■ 【巻】4・518…春日野の山辺の道を
■ 【巻】4・518…春日野の山辺の道を
春日野の山辺の道を 恐なく通ひし君が見えぬころかも
2010年05月09日
■ 【巻】4・790…春風の音にし出なば
■ 【巻】4・790…春風の音にし出なば
春風の音にし出なば ありさりて今ならずとも君がまにまに
2010年05月02日
■ 【巻】12・3144…旅の夜の久しくなれば
■ 【巻】12・3144…旅の夜の久しくなれば
旅の夜の久しくなれば さにつらふ紐解き放けず恋ふるこのごろ
2010年04月25日
■ 【巻】9・1727…漁する人とを見ませ
■ 【巻】9・1727…漁する人とを見ませ
漁する人とを見ませ 草枕旅行く人に わが名は告らじ
2010年04月18日
■ 【巻】7・1128…馬酔木なす栄えし君が掘りし井の石井の水は
■ 【巻】7・1128…馬酔木なす栄えし君が掘りし井の石井の水は
馬酔木なす栄えし君が掘りし井の石井の水は 飲めど飽かぬかも
2010年04月11日
■ 【巻】20・4512…池水に影さへ見えて
■ 【巻】20・4512…池水に影さへ見えて
池水に影さへ見えて 咲きにほふ馬酔木の花を袖に扱入れな
2010年04月04日
■ 【巻】20・4514…青海原風波なびき
■ 【巻】20・4514…青海原風波なびき
青海原風波なびき 行くさ来さ 障むことなく船は速けむ
2010年03月28日
■ 【巻】15・3580…君が行く海辺の宿に霧立たば
■ 【巻】15・3580…君が行く海辺の宿に霧立たば
君が行く海辺の宿に霧立たば 吾が立ち嘆く息と知りませ
2010年03月21日
■ 【巻】9・1791…旅人の宿りせむ野に霜降らば
■ 【巻】9・1791…旅人の宿りせむ野に霜降らば
旅人の宿りせむ野に霜降らば わが子羽ぐくめ 天の鶴群
2010年03月14日
■ 【巻】7・1358…はしきやし我家の毛桃
■ 【巻】7・1358…はしきやし我家の毛桃
はしきやし我家の毛桃 本しげみ 花のみ咲きて 成らざらめやも
2010年03月07日
■ 【巻】8・1454…波の上ゆ見ゆる小島の雲隠り
■ 【巻】8・1454…波の上ゆ見ゆる小島の雲隠り
波の上ゆ見ゆる小島の雲隠り あな息づかし 相別れなば
2010年02月28日
■ 【巻】4・788…うら若み花咲きがたき梅を植ゑて
■ 【巻】4・788…うら若み花咲きがたき梅を植ゑて
うら若み花咲きがたき梅を植ゑて 人の言しげみ思ひぞ吾がする
2010年02月21日
■ 【巻】3・392…ぬばたまのその夜の梅を
■ 【巻】3・392…ぬばたまのその夜の梅を
ぬばたまのその夜の梅を た忘れて折らず来にけり 思ひしものを
2010年02月14日
■ 【巻】4・527…来むといふも来ぬ時あるを
■ 【巻】4・527…来むといふも来ぬ時あるを
来むといふも来ぬ時あるを 来じといふを来むとは待たじ 来じといふものを
2010年02月07日
■ 【巻】4・525…佐保川の小石ふみ渡り
■ 【巻】4・525…佐保川の小石ふみ渡り
佐保川の小石ふみ渡り ぬばたまの黒馬の来る夜は年にもあらぬか
2010年01月31日
■ 【巻】6・979…わが背子が着る衣薄し
■ 【巻】6・979…わが背子が着る衣薄し
2010年01月24日
■ 【巻】19・4142…春の日に張れる柳を取り持ちて
■ 【巻】19・4142…春の日に張れる柳を取り持ちて
春の日に張れる柳を取り持ちて 見れば都の大路し思ほゆ
2010年01月17日
■ 【巻】6・992…故郷の飛鳥はあれど
■ 【巻】6・992…故郷の飛鳥はあれど
故郷の飛鳥はあれど あをによし平城の明日香を見らくしよしも
2010年01月10日
■ 【巻】3・328…あをによし奈良の都は
■ 【巻】3・328…あをによし奈良の都は
あをによし奈良の都は 咲く花の薫ふがごとく今盛りなり
2010年01月03日
■ 【巻】19・4230…降る雪を腰になづみて
■ 【巻】19・4230…降る雪を腰になづみて
降る雪を腰になづみて 参り来し験もあるか年の初に
2009年12月27日
■ 【巻】19・4229…新しき年の初めは
■ 【巻】19・4229…新しき年の初めは
新しき年の初めは いや年に雪踏み平し常かくにもが
2009年12月20日
■ 【巻】10・2320…わが袖に降りつる雪も流れ行きて
■ 【巻】10・2320…わが袖に降りつる雪も流れ行きて
わが袖に降りつる雪も流れ行きて 妹が手本にい行き触れぬか
2009年12月13日
■ 【巻】10・2316…こもりくの泊瀬(はつせ)の山は色づきぬ
■ 【巻】10・2316…こもりくの泊瀬(はつせ)の山は色づきぬ
奈良山の峰なほ霧ふ うべしこそ籬がもとの雪は消ずけれ
2009年12月06日
■ 【巻】8・1593…こもりくの泊瀬(はつせ)の山は色づきぬ
■ 【巻】8・1593…こもりくの泊瀬(はつせ)の山は色づきぬ
こもりくの泊瀬(はつせ)の山は色づきぬ 時雨の雨は降りにけらしも
2009年11月29日
■ 【巻】8・1583…もみち葉を散らす時雨に濡れて来て
■ 【巻】8・1583…もみち葉を散らす時雨に濡れて来て
もみち葉を散らす時雨に濡れて来て 君が黄葉をかざしつるかも
2009年11月22日
■ 【巻】10・2195…雁がねの声聞くなへに
■ 【巻】10・2195…雁がねの声聞くなへに
雁がねの声聞くなへに 明日よりは春日の山はもみちそめなむ
2009年11月15日
■ 【巻】8・1591…もみち葉の過ぎまく惜しみ
■ 【巻】8・1591…もみち葉の過ぎまく惜しみ
もみち葉の過ぎまく惜しみ 思ふどち遊ぶ今夜は明けずもあらぬか
2009年11月08日
■ 【巻】9・1688…奈良山をにほはす黄葉
■ 【巻】9・1688…奈良山をにほはす黄葉
奈良山をにほはす黄葉 手折り来て今夜かざしつ散らば散るとも
2009年11月01日
■ 【巻】9・1688…あぶり干す人もあれや
■ 【巻】9・1688…あぶり干す人もあれや
あぶり干す人もあれやも 濡衣を家にはやらな旅のしるしに
2009年11月01日
■ ◆11月のコラム
■ ◆11月のコラム
2009年10月25日
■ 【巻】12・3136…旅にありて恋ふれば苦し
■ 【巻】12・3136…旅にありて恋ふれば苦し
旅にありて恋ふれば苦し いつしかも都に行きて君が目を見む
2009年10月18日
■ 【巻】12・3141…草枕旅の悲しくあるなへに
■ 【巻】12・3141…草枕旅の悲しくあるなへに
草枕旅の悲しくあるなへに 妹を相見て後恋ひむかも
2009年10月11日
■ 【巻】10・2144…雁は来ぬ 萩は散りぬと
■ 【巻】10・2144…雁は来ぬ 萩は散りぬと
雁は来ぬ 萩は散りぬと さ雄鹿の鳴くなる声もうらぶれにけり
2009年10月04日
■ 【巻】8・1541…わが丘にさ雄鹿来鳴く
■ 【巻】8・1541…わが丘にさ雄鹿来鳴く
わが丘にさ雄鹿来鳴く 初萩の花妻問ひに来鳴くさ雄鹿
2009年09月27日
■ 【巻】8・1511…夕されば小倉の山に鳴く鹿は
■ 【巻】8・1511…夕されば小倉の山に鳴く鹿は
夕されば小倉の山に鳴く鹿は 今夜は鳴かず い寝にけらしも
2009年09月20日
■ 【巻】10・2160…庭草に村雨ふりて
■ 【巻】10・2160…庭草に村雨ふりて
庭草に村雨ふりて こほろぎの鳴く声聞けば 秋づきにけり
2009年09月13日
■ 【巻】10・2108…秋風は急くとく吹き来
■ 【巻】10・2108…秋風は急くとく吹き来
秋風は急くとく吹き来 萩の花散らまく惜しみ競ひ立つ見む
2009年09月06日
■ 【巻】8・1621…わが宿の萩の花咲けり
■ 【巻】8・1621…わが宿の萩の花咲けり
わが宿の萩の花咲けり 見に来ませ いま二日ばかりあらば散りなむ
2009年08月30日
■ 【巻】8・1515…言しげき里に住まずは
■ 【巻】8・1515…言しげき里に住まずは
言しげき里に住まずは 今朝鳴きし雁にたぐひて行かましものを
2009年08月23日
■ 【巻】8・1513…今朝の朝明 雁が音聞きつ
■ 【巻】8・1513…今朝の朝明 雁が音聞きつ
今朝の朝明 雁が音聞きつ 春日山黄葉にけらしわがこころ痛し
2009年08月16日
■ 【巻】2・223…鴨山の岩根し枕けるわれをかも
■ 【巻】2・223…鴨山の岩根し枕けるわれをかも
鴨山の岩根し枕けるわれをかも 知らにと妹が待ちつつあらむ
2009年08月09日
■ 【巻】7・1406…秋津野に朝ゐる雲の失せゆけば
■ 【巻】7・1406…秋津野に朝ゐる雲の失せゆけば
秋津野に朝ゐる雲の失せゆけば 昨日も今日も亡き人思ほゆ
2009年08月02日
■ 【巻】12・2917…現にか妹が来ませる
■ 【巻】12・2917…現にか妹が来ませる
現にか妹が来ませる 夢にかもわれか惑へる 恋のしげきに
2009年07月26日
■ 【巻】10・1982…晩蝉は時と鳴けども
■ 【巻】10・1982…晩蝉は時と鳴けども
晩蝉は時と鳴けども 恋ふるにし手弱女われは時わかず泣く
2009年07月19日
■ 【巻】4・526…い千鳥鳴く佐保の川瀬のさざれ波
■ 【巻】4・526…い千鳥鳴く佐保の川瀬のさざれ波
千鳥鳴く佐保の川瀬のさざれ波 やむ時も無しわが恋ふらくは
2009年07月12日
■ 【巻】3・378…いにしへのふるき堤は
■ 【巻】3・378…いにしへのふるき堤は
いにしへのふるき堤は 年深み 池のなぎさに水草生ひにけり
2009年07月05日
■ 【巻】10・2006…彦星は嘆かす妻に
■ 【巻】10・2006…彦星は嘆かす妻に
彦星は嘆かす妻に 言だにも告げにぞ来つる 見れば苦しみ
2009年06月28日
■ 【巻】8・1518…天の川相向き立ちて
■ 【巻】8・1518…天の川相向き立ちて
天の川相向き立ちて わが恋ひし君来ますなり紐解き設けな
2009年06月21日
■ 【巻】10・1877…春の雨にありけるもの
■ 【巻】10・1877…春の雨にありけるもの
春の雨にありけるものを 立ち隠り妹が家路にこの日暮しつ
2009年06月14日
■ 【巻】6・1040…ひさかたの雨は降りし
■ 【巻】6・1040…ひさかたの雨は降りし
ひさかたの雨は降りしく 思ふ子が宿に今夜は明して行かむ
2009年06月07日
■ 【巻】8・1491…卯の花の過ぎば惜しみか
■ 【巻】8・1491…卯の花の過ぎば惜しみか
卯の花の過ぎば惜しみか 霍公鳥雨間もおかず此間ゆ鳴き渡る
2009年05月31日
■ 【巻】10・1988…鶯の通ふ垣根の卯の花の
■ 【巻】10・1988…鶯の通ふ垣根の卯の花の
鶯の通ふ垣根の卯の花の 憂きことあれや 君が来まさぬ
2009年05月24日
■ 【巻】10・1956…大和には鳴きてか来らむ
■ 【巻】10・1956…大和には鳴きてか来らむ
大和には鳴きてか来らむ 霍公鳥汝が鳴くごとに亡き人思ほゆ
2009年05月17日
■ 【巻】10・2177…春は萌え
■ 【巻】10・2177…春は萌え
春は萌え 夏は緑に 紅のまだらに見ゆる秋の山かも
2009年05月10日
■ 【巻】10・1909…春霞山にたなびき
■ 【巻】10・1909…春霞山にたなびき
春霞山にたなびき おほほしく妹を相見て 後恋ひむかも
2009年05月03日
■ 【巻】12・3146…草枕旅の衣の紐解けぬ
■ 【巻】12・3146…草枕旅の衣の紐解けぬ
草枕旅の衣の紐解けぬ 思ほせるかも この年ころは
2009年04月26日
■ 【巻】12・3144…旅の夜の久しくなれば
■ 【巻】12・3144…旅の夜の久しくなれば
旅の夜の久しくなれば さにつらふ紐解きさ放けず恋ふるこのころ
2009年04月19日
■ 【巻】14・3444…伎波都久の丘の茎韮
■ 【巻】14・3444…伎波都久の丘の茎韮
伎波都久の丘の茎韮 われ摘めど籠にも満たなふ背なと摘まさね
2009年04月12日
■ 【巻】20・4418…わが門の片山椿
■ 【巻】20・4418…わが門の片山椿
わが門の片山椿 まこと汝わが手触れなな土に落ちもかも
2009年04月05日
■ 【巻】16・3802…春の野の下草なびき われも寄り
■ 【巻】16・3802…春の野の下草なびき われも寄り
春の野の下草なびき われも寄り にほひ寄りなむ 友のまにまに
2009年03月29日
■ 【巻】11・2418…如何ならむ名を負ふ神に手向せば
■ 【巻】11・2418…如何ならむ名を負ふ神に手向せば
如何ならむ名を負ふ神に手向せば 吾が思ふ妹を夢にだに見む
2009年03月22日
■ 【巻】10・1855…桜花時は過ぎねど
■ 【巻】10・1855…桜花時は過ぎねど
桜花時は過ぎねど 見る人の恋の盛りと 今し散るらむ
2009年03月15日
■ 【巻】10・1887…春日なる三笠の山に月も出でぬかも
■ 【巻】10・1887…春日なる三笠の山に月も出でぬかも
春日なる三笠の山に月も出でぬかも 佐紀山に咲ける桜の花の見ゆべく
2009年03月08日
■ 【巻】12・3207…あらたまの年の緒ながく照る月の
■ 【巻】12・3207…あらたまの年の緒ながく照る月の
あらたまの年の緒ながく照る月の 飽かざる君や 明日別れなむ
2009年03月01日
■ 【巻】20・4514…青海原風波なびき
■ 【巻】20・4514…青海原風波なびき
青海原風波なびき 行くさ来さ 障むことなく船は速けむ
2009年03月01日
■ ◆3月のコラム
■ ◆3月のコラム
2009年02月22日
■ 【巻】10・2328…来て見べき人もあらなくに
■ 【巻】10・2328…来て見べき人もあらなくに
来て見べき人もあらなくに 我家なる梅の初花 散りぬともよし
2009年02月15日
■ 【巻】5・843…梅の花折り插頭しつつ
■ 【巻】5・843…梅の花折り插頭しつつ
梅の花折り插頭しつつ 諸人の遊ぶを見れば 都しぞ思ふ
2009年02月08日
■ 【巻】2-202…泣沢の神社に神酒すゑ禱祈れども
■ 【巻】2-202…泣沢の神社に神酒すゑ禱祈れども
泣沢の神社に神酒すゑ禱祈れども わが大王は高日知らしぬ
2009年02月01日
■ 【巻】7・1096…いにしへの事は知らぬを
■ 【巻】7・1096…いにしへの事は知らぬを
いにしへの事は知らぬを われ見ても久しくなりぬ 天の香具山
2009年02月01日
■ ◆2月のコラム
■ ◆2月のコラム
2009年01月25日
■ 【巻】1-2…大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山
■ 【巻】1-2…大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山
大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山
2009年01月18日
■ 【巻】10・1812…ひさかたの天の香具山
■ 【巻】10・1812…ひさかたの天の香具山
ひさかたの天の香具山 このゆふべ霞たなびく 春立つらしも
2009年01月11日
■ 【巻】1・13…香具山は 畝傍を惜しと 耳成と 相 争ひき
■ 【巻】1・13…香具山は 畝傍を惜しと 耳成と 相 争ひき
香具山は 畝傍を惜しと 耳成と 相 争ひき 神代より かくにあるらし いにしへも しかにあれこそ うつせみも つまを 争ふらしき
2009年01月04日
■ 【巻】20・4493…初春の初子の今日の玉箒
■ 【巻】20・4493…初春の初子の今日の玉箒
初春の初子の今日の玉箒 手に取るからに ゆらく玉の緒
2008年12月28日
■ 【巻】20・4489…うち靡く 春を近みか ぬばたまの
■ 【巻】20・4489…うち靡く 春を近みか ぬばたまの
うち靡く 春を近みか ぬばたまの 今夜の月夜 霞みたるらむ
2008年12月21日
■ 【巻】20・4441…立ちしなふ君が姿を忘れずは
■ 【巻】20・4441…立ちしなふ君が姿を忘れずは
立ちしなふ君が姿を忘れずは 世の限りにや恋ひ渡りなむ
2008年12月14日
■ 【巻】20・4440…足柄の八重山越えていましなば
■ 【巻】20・4440…足柄の八重山越えていましなば
足柄の八重山越えていましなば 誰をか君と見つつ偲はむ
2008年12月07日
■ 【巻】5・880…天ざかる鄙に五年住ひつつ
■ 【巻】5・880…天ざかる鄙に五年住ひつつ
天ざかる鄙に五年住ひつつ 都のてぶり忘らえにけり
2008年11月30日
■ 【巻】5・877…人もねのうらぶれをるに
■ 【巻】5・877…人もねのうらぶれをるに
人もねのうらぶれをるに 竜田山御馬近づかば 忘らしなむか
2008年11月23日
■ 【巻】8・1637…はだすすき尾花逆葺き
■ 【巻】8・1637…はだすすき尾花逆葺き
はだすすき尾花逆葺き 黒木もち造れる室は 万代までに
2008年11月16日
■ 【巻】10・2221…わが門に守る田を見れば
■ 【巻】10・2221…わが門に守る田を見れば
わが門に守る田を見れば 佐保の内の秋萩薄思ほゆるかも
2008年11月09日
■ 【巻】8・1539…秋の田の穂田を雁がね
■ 【巻】8・1539…秋の田の穂田を雁がね
秋の田の穂田を雁がね 闇けくに 夜のほどろにも鳴き渡るかも
2008年11月02日
■ 【巻】12・3550…おして否と稲は搗かねども
■ 【巻】12・3550…おして否と稲は搗かねども
おして否と稲は搗かねども 波の穂のいたぶらしもよ 昨夜ひとり寝て
2008年10月26日
■ 【巻】12・3145…我妹子し吾を偲ふらし
■ 【巻】12・3145…我妹子し吾を偲ふらし
我妹子し吾を偲ふらし 草枕旅の丸寝に下紐解けぬ
2008年10月19日
■ 【巻】10・1938…旅にして妻恋すらし
■ 【巻】10・1938…旅にして妻恋すらし
旅にして妻恋すらし 霍公鳥神名備山に さ夜ふけて鳴く
2008年10月12日
■ 【巻】15・3769…ぬばたまの夜見し君を
■ 【巻】15・3769…ぬばたまの夜見し君を
ぬばたまの夜見し君を 明くる朝会はずまにして 今ぞ悔しき
2008年10月05日
■ 【巻】11・2389…ぬばたまのこの夜な明けそ
■ 【巻】11・2389…ぬばたまのこの夜な明けそ
ぬばたまのこの夜な明けそ 赤らひく朝行く君を待たば苦しも
2008年09月28日
■ 【巻】10・2147…山の辺にい行く猟夫は多かれど
■ 【巻】10・2147…山の辺にい行く猟夫は多かれど
山の辺にい行く猟夫は多かれど 山にも野にもさ雄鹿鳴くも
2008年09月21日
■ 【巻】8・1611…あしひきの山下響め鳴く鹿の
■ 【巻】8・1611…あしひきの山下響め鳴く鹿の
あしひきの山下響め鳴く鹿の 言ともしかも わがこころ夫
2008年09月14日
■ 【巻】10・2103…秋風は涼しくなりぬ
■ 【巻】10・2103…秋風は涼しくなりぬ
秋風は涼しくなりぬ 馬並めていざ野に行かな 萩の花見に
2008年09月07日
■ 【巻】10・2123…わが待ちし秋は来りぬ
■ 【巻】10・2123…わが待ちし秋は来りぬ
わが待ちし秋は来りぬ 然れども萩の 花ぞも いまだ咲かずける
2008年08月31日
■ 【巻】10・2096…真葛原なびく秋風吹くごとに
■ 【巻】10・2096…真葛原なびく秋風吹くごとに
真葛原なびく秋風吹くごとに 阿太の大野の萩の花散る
2008年08月24日
■ 【巻】8・1597…秋の野に咲ける秋萩
■ 【巻】8・1597…秋の野に咲ける秋萩
秋の野に咲ける秋萩 秋風になびける上に秋の露置けり
2008年08月17日
■ 【巻】5・802…瓜食めば 子ども思ほゆ
■ 【巻】5・802…瓜食めば 子ども思ほゆ
瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ 何処より 来りしものぞ 眼交に もとなかかりて 安眠し寝さぬ
2008年08月10日
■ 【巻】2・202…泣沢の神社に神酒すゑ禱祈れども
■ 【巻】2・202…泣沢の神社に神酒すゑ禱祈れども
泣沢の神社に神酒すゑ禱祈れども わが大王は高日知らしぬ
2008年08月03日
■ 【巻】17・2018…天の川去年の渡りで移ろへば
■ 【巻】17・2018…天の川去年の渡りで移ろへば
天の川去年の渡りで移ろへば 川瀬を踏むに 夜ぞふけにける
2008年07月27日
■ 【巻】17・3900…織女し船乗りすらし
■ 【巻】17・3900…織女し船乗りすらし
織女し船乗りすらし 真澄鏡清き月夜に 雲立ち渡る
2008年07月20日
■ 【巻】17・3895…玉はやす武庫の渡に
■ 【巻】17・3895…玉はやす武庫の渡に
玉はやす武庫の渡に 天伝ふ日の暮れゆけば 家をしぞ思ふ
2008年07月13日
■ 【巻】5・855…松浦川川の瀬光り
■ 【巻】5・855…松浦川川の瀬光り
松浦川川の瀬光り 鮎釣ると立たせる妹が裳の裾濡れぬ
2008年07月06日
■ 【巻】6・909…山高み白木綿花に落ち激つ
■ 【巻】6・909…山高み白木綿花に落ち激つ
山高み白木綿花に落ち激つ 滝の河内は 見れど飽かぬかも
2008年06月29日
■ 【巻】7・1112…羽根蘰今する妹をうら若み
■ 【巻】7・1112…羽根蘰今する妹をうら若み
羽根蘰今する妹をうら若み いざ率川の音の清けさ
2008年06月22日
■ 【巻】7・1100…巻向の痛足の川ゆ行く水の
■ 【巻】7・1100…巻向の痛足の川ゆ行く水の
巻向の痛足の川ゆ行く水の 絶ゆること無くまたかへり見む
2008年06月15日
■ 【巻】7・1151…大伴の三津の浜辺をうちさらし
■ 【巻】7・1151…大伴の三津の浜辺をうちさらし
大伴の三津の浜辺をうちさらし 寄せ来る波の行方知らずも
2008年06月08日
■ 【巻】16・3807…安積山影さへ見ゆる山の井の
■ 【巻】16・3807…安積山影さへ見ゆる山の井の
安積山影さへ見ゆる山の井の 浅き心をわが思はなくに
2008年06月01日
■ 【巻】古今集より…灘波津に咲くやこの花冬こもり
■ 【巻】古今集より…灘波津に咲くやこの花冬こもり
灘波津に咲くやこの花冬こもり 今は春べと咲くや木の花
2008年06月01日
■ ◆6月のコラム
■ ◆6月のコラム
2008年05月25日
■ 【巻】16・3836…奈良山の児手柏の両面に
■ 【巻】16・3836…奈良山の児手柏の両面に
奈良山の児手柏の両面に かにもかくにも 侫人の徒
2008年05月18日
■ 【巻】8・1503…我妹子が家の垣内の小百合花
■ 【巻】8・1503…我妹子が家の垣内の小百合花
我妹子が家の垣内の小百合花 後といへるは否とふに似る
2008年05月11日
■ 【巻】8・1480…わが宿に月おし照れり 霍公鳥
■ 【巻】8・1480…わが宿に月おし照れり 霍公鳥
わが宿に月おし照れり 霍公鳥 心あらば今夜来 鳴き響もせ
2008年05月04日
■ 【巻】1・20…あかねさす紫野行き標野行き
■ 【巻】1・20…あかねさす紫野行き標野行き
あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る
2008年04月27日
■ 【巻】1・43…わが夫子はいづく行くらむ 奥つもの名張の山を今日か超ゆらむ
■ 【巻】1・43…わが夫子はいづく行くらむ 奥つもの名張の山を今日か超ゆらむ
わが夫子はいづく行くらむ 奥つもの名張の山を今日か超ゆらむ
2008年04月20日
■ 【巻】10・1878…今行きて聞くものにもが
■ 【巻】10・1878…今行きて聞くものにもが
今行きて聞くものにもが 明日香川 春雨降りて 激つ瀬の音を
2008年04月13日
■ 【巻】8・1418…石ばしる垂水の上のさ蕨の
■ 【巻】8・1418…石ばしる垂水の上のさ蕨の
石ばしる垂水の上のさ蕨の 萌え出づる春になりけるかも
2008年04月06日
■ 【巻】17・3967…山挟に咲ける桜をただひと目君に見せてば
■ 【巻】17・3967…山挟に咲ける桜をただひと目君に見せてば
山挟に咲ける桜をただひと目君に見せてば 何をか思はむ
2008年03月29日
■ 【巻】10・1896…春さればしだり柳のとををにも
■ 【巻】10・1896…春さればしだり柳のとををにも
春さればしだり柳のとををにも 妹は心に乗りにけるかも
2008年03月22日
■ 【巻】10・1869…春雨に争ひかねて
■ 【巻】10・1869…春雨に争ひかねて
春雨に争ひかねて わが宿の桜の花は 咲きそめにけり
2008年03月15日
■ 【巻】19・4262…唐国に行き足はして
■ 【巻】19・4262…唐国に行き足はして
唐国に行き足はして 帰り来むますら建男に 御酒たてまつる
2008年03月08日
■ 【巻】5・840…春柳蘰に折りし
■ 【巻】5・840…春柳蘰に折りし
春柳蘰に折りし 梅の花 誰か浮べし 酒坏の上に
2008年03月01日
■ 【巻】4・792…春雨を待つとにしあらし
■ 【巻】4・792…春雨を待つとにしあらし
春雨を待つとにしあらし わが宿の若木の梅もいまだ含めり
2008年03月01日
■ ◆3月のコラム
■ ◆3月のコラム
2008年02月23日
■ 【巻】8・1641…沫雪に降らえて咲ける梅の花
■ 【巻】8・1641…沫雪に降らえて咲ける梅の花
沫雪に降らえて咲ける梅の花 君がり遣らばよそへてむかも
2008年02月16日
■ 【巻】7・1256…春霞井の上ゆ直に道はあれど
■ 【巻】7・1256…春霞井の上ゆ直に道はあれど
春霞井の上ゆ直に道はあれど 君に会はむと たもとほり来も
2008年02月09日
■ 【巻】7・1353…石上布留の早稲田を
■ 【巻】7・1353…石上布留の早稲田を
石上布留の早稲田を 秀でずとも縄だに延へよ 守りつつ居らむ
2008年02月02日
■ 【巻】9・1768…石上布留の早稲田の
■ 【巻】9・1768…石上布留の早稲田の
石上布留の早稲田の 穂には出でず 心のうちに恋ふるこのころ
2008年01月26日
■ 【巻】10・1927…石上布留の神杉
■ 【巻】10・1927…石上布留の神杉
石上布留の神杉 神びにし われやさらさら恋にあひにける
2008年01月19日
■ 【巻】3・422…石上布留の山なる杉群の
■ 【巻】3・422…石上布留の山なる杉群の
石上布留の山なる杉群の 思ひ過ぐべき君にあらなくに
2008年01月12日
■ 【巻】7・1093…三諸のその山並みに
■ 【巻】7・1093…三諸のその山並みに
三諸のその山並みに 子らが手を巻向山は 継のよろしも
2008年01月05日
■ 【巻】19・4284…新しき年の初めに 思ふどちい群れてをれば
■ 【巻】19・4284…新しき年の初めに 思ふどちい群れてをれば
新しき年の初めに 思ふどちい群れてをれば 嬉しくもあるか
2007年12月29日
■ 【巻】20・4299…年月はあらたあらたに相見れど
■ 【巻】20・4299…年月はあらたあらたに相見れど
年月はあらたあらたに相見れど 吾が思ふ君は飽き足らぬかも
2007年12月22日
■ 【巻】3・341…賢しみともの言ふよりは
■ 【巻】3・341…賢しみともの言ふよりは
賢しみともの言ふよりは 酒飲みて酔泣するしまさりたるらし
2007年12月15日
■ 【巻】10・2133…秋の田の わが刈りばかの過ぎぬれば
■ 【巻】10・2133…秋の田の わが刈りばかの過ぎぬれば
秋の田の わが刈りばかの過ぎぬれば 雁が音聞ゆ 冬かたまけて
2007年12月08日
■ 【巻】11・2127…秋さらば妹に見せむと
■ 【巻】11・2127…秋さらば妹に見せむと
秋さらば妹に見せむと植ゑし萩 露霜負ひて散りにけるかも
2007年12月01日
■ 【巻】7・1116…ぬばたまのわが黒髪に
■ 【巻】7・1116…ぬばたまのわが黒髪に
ぬばたまのわが黒髪に降りなづむ天の露霜 取れば消につつ
2007年11月24日
■ 【巻】12・3043…露霜の消やすき
■ 【巻】12・3043…露霜の消やすき
露霜の消やすき わが身老いぬとも また若返り君をし待たむ
2007年11月17日
■ 【巻】8・1598…さ雄鹿の朝立つ野辺の秋萩に
■ 【巻】8・1598…さ雄鹿の朝立つ野辺の秋萩に
さ雄鹿の朝立つ野辺の秋萩に 玉と見るまで置ける白露
2007年11月10日
■ 【巻】19・4161…言問はぬ木すら春咲き
■ 【巻】19・4161…言問はぬ木すら春咲き
言問はぬ木すら春咲き 秋づけば黄葉散らくは常を無みこそ
2007年11月03日
■ 【巻】8・1513…今朝の朝明 雁が音聞きつ
■ 【巻】8・1513…今朝の朝明 雁が音聞きつ
今朝の朝明 雁が音聞きつ 春日山黄葉にけらしわがこころ痛し
2007年10月27日
■ 【巻】4・571…月夜よし川音清けし
■ 【巻】4・571…月夜よし川音清けし
月夜よし 川音清けし いざここに行くもゆかぬも遊びてゆかむ
2007年10月20日
■ 【巻】8・1621…わが宿の萩の花咲け利り
■ 【巻】8・1621…わが宿の萩の花咲け利り
わが宿の萩の花咲けり 見に来ませ いま二日ばかりあらば散りなむ
2007年10月13日
■ 【巻】14・3459…稲搗けばかかる吾が手を
■ 【巻】14・3459…稲搗けばかかる吾が手を
稲搗けばかかる吾が手を 今夜もか 殿の若子が取りて嘆かむ
2007年10月07日
■ 【巻】10・2244…住吉の岸を田に懇り
■ 【巻】10・2244…住吉の岸を田に懇り
住吉の岸を田に懇り 蒔きし稲 かくて刈るまで会はぬ君かも
2007年09月29日
■ 【巻】10・2298…君に恋ひしなえうらぶれわが居れば
■ 【巻】10・2298…君に恋ひしなえうらぶれわが居れば
君に恋ひしなえうらぶれわが居れば 秋風吹きて月傾ぬ
2007年09月22日
■ 【巻】10・2016…ま日長く恋ふる心ゆ
■ 【巻】10・2016…ま日長く恋ふる心ゆ
ま日長く恋ふる心ゆ 秋風に妹が音聞ゆ 紐解き行かな
2007年09月15日
■ 【巻】20・4498…はしきよし今日の主人は
■ 【巻】20・4498…はしきよし今日の主人は
はしきよし今日の主人は 磯松の常にいまさね 今も見ること
2007年09月08日
■ 【巻】8・1536…宵に会ひて朝面無み
■ 【巻】8・1536…宵に会ひて朝面無み
宵に会ひて朝面無み 名張野の萩は散りにき 黄葉はや継げ
2007年09月01日
■ 【巻】7・1364…見まく欲り恋ひつつ待ちし秋荻は
■ 【巻】7・1364…見まく欲り恋ひつつ待ちし秋荻は
見まく欲り恋ひつつ待ちし秋荻は 花のみ咲きて 成らずかもあらむ
2007年08月25日
■ 【巻】10・2123…わが待ちし秋は来りぬ
■ 【巻】10・2123…わが待ちし秋は来りぬ
わが待ちし秋は来りぬ 然れども荻の花ぞも いまだ咲かずける
2007年08月18日
■ 【巻】10・2162…神無備の山下響み行く水に
■ 【巻】10・2162…神無備の山下響み行く水に
神無備の山下響み行く水に 川蝦鳴くなり 秋といはむとや
2007年08月11日
■ 【巻】3・440…都なる荒れたる家に
■ 【巻】3・440…都なる荒れたる家に
都なる荒れたる家にひとり寝ば 旅にまさりて苦しかるべし
2007年08月04日
■ 【巻】10・2163…草枕旅に物思ひ
■ 【巻】10・2163…草枕旅に物思ひ
草枕旅に物思ひ わが聞けば 夕かたまけて鳴く河蝦かも
2007年07月28日
■ 【巻】12・3017…あしひきの
■ 【巻】12・3017…あしひきの
あしひきの山川水の 音にでず 人の子ゆゑに恋ひ渡るかも
2007年07月21日
■ 【巻】7・1123…佐保川の
■ 【巻】7・1123…佐保川の
佐保川の清き川原に鳴く千鳥 河蝦と二つ忘れかねつも
2007年07月14日
■ 【巻】1・40…嗚呼見の浦に
■ 【巻】1・40…嗚呼見の浦に
嗚呼見の浦に船乗すらむ をとめらが玉藻の裾に潮満つらむか
2007年07月07日
■ 【巻】10・2015…わが背子に
■ 【巻】10・2015…わが背子に
わが背子にうら恋ひ居れば 天の川夜船漕ぐなる 楫の音聞ゆ